【2023年最新】書籍「コンサル1年目が学ぶこと」の解説と感想/中堅社員にもおすすめ!

著者の紹介&本書の概要📚

大石哲乃さん
慶応大学環境情報学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に勤務。戦略部門のコンサルタントとして、事業戦略の立案、M&A、業務改革プロジェクトなどに従事。

本書は、15年、20年と長く使える普遍的なスキルや仕事術に関して紹介されております。

タイトル通り新入社員の方に最適ですが、働き方を見直したい中堅社員の方などにもおすすめの1冊です。

「結論から話せ」「MECEで考えろ」などよく聞くノウハウや考え方は全て省き、実務に活かせそうで意外と忘れがちな内容に絞り解説をしていきます!

こんな人におすすめ

☑️生産性が高いコンサルの働き方を学びたい人

☑️どの業界、どんな業種でも活躍できる普遍的なスキルを身に付けたい人

☑️自分の働き方を見直したい中堅以上の社会人

本書から得た学び

①上司の期待値を超え続ける

②常に自分の意見をもってから情報にあたる

③最終成果物から逆算して仕事に取り掛かる

上司の期待値を超え続ける

上司から依頼がきたら、以下の内容を確認しましょう。

❶その仕事の背景や目的

❷具体的な仕事の成果イメージ

❸クオリティ

❹優先順位・緊急度

❶や❹は確認している人が比較的多いと思いますが、❷と❸は確認できていますか?

結構、自分のイメージした感覚でアウトプットしている人が多いのではないかと思います。

依頼を受けた時に遠慮せずに、上司に質問しましょう。

「A車の新サービスに関して簡単に調べておいて」と依頼がきた場合、

「簡単にというは私としては、

①メインターゲット②価格③サービスの特徴や競合との差別化

の3つだと思っていますが、それぞれ資料1枚で合計3枚分くらいにまとめるイメージでよろしいでしょうか?」

などど質問するのが良いと思います。

常に自分の意見をもってから情報にあたる

”ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく考えること。考えるとは、自分の意見を持つこと”

これは私も気をつけています。ついついすぐにググってすぐに答えを求めがちですが、それでは思考力は身につきません。考えが浅いと言われてしまいます。

情報を調べる、新聞やニュースを見る、本を読む前に1分だけも自分の頭で考えてみましょう。もちろん間違っていても大丈夫です。

意見を持って情報にあたる→間違っていることに気が付く、他人の考えとは異なっている→考える力が身に付く→新聞やニュース、社内でのアイデアにも違和感を覚えるようになる。(ビジネス能力が上がっている)

自分なりの意見をもってから情報に当たった方が吸収力が上がります。

情報を「記憶」するのは今日からやめましょう。

最終成果物から逆算して仕事に取り掛かる

多くの人はいきなり情報を集めて、ひとつひとつ資料に落とし込んで行きがちです。

ですが、優秀なコンサルはまず最初に成果物の完成形を作ってしまいます。

具体的には、パワーポイントにタイトルだけ書いてアウトラインを作ります。

これをすることによって、成果物のイメージができるのでゴールや目的がはっきりするだけではなく、必要な作業を洗い出すことができるのでやり直しが減り作業時間が圧倒的に短くなります。

また、チームメンバーや部下複数人に同時に作業分担することができるのも大きなメリットです。

【感想】

タイトルにはコンサル1年目とありますが、ある程度実務経験がある方にとっても本書の内容は非常に学びになることが多いと感じました。

全部で30項目あるので、その中で自分の業務に活かせそうな内容はないかな?という視点で読むのがおすすめです!

是非本書を手に取って、あなたの「仕事の進め方」を見直すきっかけにしてください!

運営者情報

こんにちは、とがゆうと申します。

・年間に本を300冊以上読む無類の読書好き。
・金融機関でパワハラを受けうつ病に→読書で前を向く→楽天に転職→大手IT企業でコンサルタント
・2022年11月から本格的にブログ執筆開始。

ビジネス書籍やその実践を通して得た学びを共有するようなブログを運営中です。

あなたの新たな学びや知識のきっかけになれば幸いです!
よろしくお願い致します。

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