「記事は読んでいるんですけど、決めることが多すぎて、どれからやればいいのか」
「うちは投稿もプロフィールもLINEも、全部まだ途中で」
9月に入ってから、地元のお店の方にこう言われることが増えました。
私たちは兵庫県宝塚市で、地元のお店40社以上のSNSを見てきた兄妹です。人口22万人の街で、自分たちの地域情報発信メディアはSNSの総フォロワーが3万人になりました。9月は、自分たちの実測と支援の現場から、小さなお店のSNS集客の記事を平日と土曜に毎日書いてきました。1か月で20本ほどです。
この記事は、その20本から「数字で決めたこと」だけを抜き出したまとめです。読み終わると、9月の記事を全部読まなくても、来月の自分のお店で使う基準値がそろい、まず直す1か所が決まります。
先にお断りしておくと、ここに書く数字は正解ではありません。私たちが自分たちのアカウントと支援先で試して、いまはこの基準で運用している、という仮の目安です。来月の実測で変わるものもあります。それでも、基準が1つあるだけで、迷う時間は減ります。
結論から書きます。基準値は、投稿の前・投稿・投稿のあと・AI・PRを頼むとき、の5つに分けて決めています。
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投稿の前に決めること(プロフィールの3行・150字・4つの媒体・1媒体15分)
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投稿で守ること(0秒目の地名・最後は2行・テロップは12〜13文字・1分・問いは条件1つ・理由1文)
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投稿のあとに見ること(中央値の3倍・別の題材で2回・訴求は月2回まで)
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AIに任せる範囲の目安(判断が要る工程は1つ・案は10出して1つ選ぶ・出す前に見るのは5か所)
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PRを頼むときに決めること(決めるのは3つ・数字は2日後・比べる相手は街の人口)
順番に、基準値と、なぜその基準にしたかを1行ずつ書きます。
投稿の前に決めること
プロフィールは3行で、土台の4項目と合わせて150字。3行は「誰に・来るとどんな良い変化があるか・なぜこの店か」です。150字はインスタの仕様で、それより長い分はハイライトへ。投稿で興味を持った方は、プロフィールで行くかどうかを決めます。ここが決まっていないと、投稿だけが積み上がります。
インスタ・Googleマップ・公式LINE・ホームページの4つの媒体で、お店の名前と説明を同じにする。貼り替えは1媒体15分で、全部を1日でやらなくていい。私たちは自分たちの8つの媒体で名前が3種類あったのを、9月に1日でそろえました。
そして順番です。投稿の中身より先に決めるのは、プロフィールの3行・4つの媒体・お客さんに聞かれた質問3つ・投稿の最後の問い・伸びた1本の扱い方、の5つ。
投稿で守ること
リール動画は、0秒目に地名を出して自己紹介まで消さない。最後は店名とアクセスの2行で終えて、そのあとに何も足さない。テロップは1行13文字前後、尺は1分以内。予約方法や営業時間は動画から出してキャプションに書く。私たちの動画で、地名が「ある」と「ない」を比べて決めた基準です。
言葉は、テロップなら1カット12文字前後まで削る。直すときにうまい言い回しは考えず、「削る」か「お客さんが口にする言葉に替える」かのどちらかだけ。私たちが実際に直した5つを並べたら、全部この2つでした。
投稿の最後に置く問いは、理由を1文添えて、条件は1つまで。読む人が5秒で1軒思い浮かぶ問いだけが返信になります。9月に3回出して、2回伸びて、1回伸びなかった理由が「条件が3つ重なっていた」ことでした。
1本の原稿を複数の媒体に出すなら、核となる情報は1日3行。媒体ごとに変えるのは、1行目・長さ・終わり方の3つだけ。同じ事例が主役になるのは週1回まで。
投稿のあとに見ること
伸びた1本は「偶然」として扱う。比べる相手は自分のアカウントの直近10〜20本の中央値で、3倍以上なら「際立ち」、別の題材で2回出たら型。変えるのは1回に1つの要素だけ。
公式LINEへの誘導のような訴求は、月2回まで。私たちのストーリーズは、誘導を増やした夏に閲覧が落ちて、この基準に戻してから安定しました。
広告を出すなら、1日1,000円で12日と先に決めて、見る数字は表示・クリック・着地・登録の4つを順番に書く。どこで人が減ったかが見えれば、広告の文を直すのか、着地先を直すのかが決まります。
AIに任せるライン
投稿が出るまでの工程を6つに分けたとき、判断が要るのは「誰に・何を・どの言葉で」の1つだけ。残りは任せてよい。案は10出させて、選ぶのは人。AIに「なぜ伸びたか」を決めさせず、「どこが違うか」で止める。
AIが書いた文を出す前に見るのは、5か所。お店の中だけで通じる呼び方、動作の言葉、表を見ながらでないと分からない説明、見出しの主語と述語、その読者は実際にいるか。直すのは出す前の1回だけで、「もっと自然に」と頼み直すことはしていません。
PRを頼むときに決めること
インフルエンサーや地域メディアにPRを頼むなら、頼む前に決めるのは、目的・お店側で数える方法・数字の共有、の3つ。数字は投稿から2日後の到達・保存・シェアを共有してもらう約束を、頼むときにしておく。到達した人数は、街の人口と比べる。
基準値は「正解」ではなく「迷わないためのライン」です
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
9月に書いた20本を読み返して気づいたのは、どの記事も「こうすれば伸びる」ではなく「基準を決めたら、迷う時間が減った」という話だったことです。3行、150字、月2回、3倍、1つ、5か所。数字そのものに魔法はありません。基準があると、投稿の前に「これでいいのか」と止まる時間がなくなり、投稿のあとに「良かったのか」を数字で読めるようになる。それだけです。
だから、基準は変わっていいと思っています。私たちの基準も、来月の実測で動くものがあるはずです。大事なのは、自分のお店の基準を1つ決めて、ひと月そのままにして、数字を見て動かすことです。全部を一度に直す必要はありません。
まず直す1か所は、プロフィールの3行です。9月の順番の記事でも1番目に置きましたが、1か月たっても変わりませんでした。投稿・LINE・広告・PR、どこから人が来ても、最後に読まれるのはプロフィールだからです。
今日からできること
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プロフィールを開いて、1行目に「誰に」が書いてあるか見る。なければ、3行を書く
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上の5つの分け方で、自分のお店がいま「目安を決めていない」ところに印をつける
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印の中から1つだけ選んで、この記事の基準値をそのまま使って、10月はそのままにする
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10月の終わりに、その1つの数字を見て、基準を変えるか決める
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迷ったら、この記事に戻る
目安は、直すのは1か月に1か所、まずはプロフィールの3行、です。10月も、私たちの基準が変わったら書きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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来週も、小さなお店のSNS集客の話を書きます。
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