同じ日にThreadsへ出した2本の投稿が、表示回数18,992回と172回に分かれました。
意外なことに伸びたのは、力を入れて書いたノウハウのほうではありませんでした。
私たちは兵庫県宝塚市で、地域情報発信メディアを兄妹で運営しています。Threadsのアカウントは以前からあったのですが、毎日投稿を本格的に始めたのは9月に入ってからです。まだ試行錯誤の途中で、毎朝、前日の数字を2人で並べるところから始めています。
先週、その数字がはっきり分かれた日がありました。
昼の1本と、夜の1本
昼に出したのは、こんな投稿です。
「宝塚のモーニング、みなさんどこに行かれますか?」
地元のモーニングをまとめる投稿を作っていて、写真を並べながら気づいたことを2、3行書き、最後に「朝ここ行っといたら間違いない、というお店を教えてもらえませんか」と聞きました。
29時間で、表示18,992回。いいね115。返信は23件つきました。
夜に出したのは、発信量が増えない原因と解決法についてのノウハウです。1本の投稿が外に出るまでの工程を6つに分けて、お店の人にしか決められないのはそのうち1つだけ、という話でした。自分たちとしては、こちらのほうが本命のつもりで書いていました。
22時間で、表示172回。返信は0件でした。
書いた側の手応えと、数字が、きれいに逆でした(笑)。
違いは、答えがどちら側にあったか
2本を並べて、私たちが行き着いた答えはひとつです。
ノウハウの投稿は、答えを私たちが持っています。読む人は受け取るだけで、返す言葉がありません。
モーニングの投稿は、答えが読む人の側にあります。宝塚に住んでいる人なら、全員が自分のオススメ一軒を持っています。だから返信が23件つきました。返信がつくと、その投稿はまた別の人の画面にも表示されていきます。
たとえば、同じ題材でも書き方でこう変わります。
✕「宝塚のモーニングは、駅前より住宅街に名店が多いです」
◯「宝塚のモーニング、みなさんどこに行かれますか?」
上は、こちらが答えを持っている文です。下は、読む人が答えを持っている文です。言っている中身はほとんど同じなのに、届き方が変わります。
1回だけなら偶然かもしれません。そこで週明けに、題材を変えて同じ形を試しました。
「宝塚や阪神間で、ひとりでも入りやすい夜ごはんのお店、どこかご存じないですか?」
9時間で、表示4,211回。同じ週の投稿の中で、この形の1本だけがまた抜けて伸びました。
2回続いたので、私たちはこれを型として扱うことにしました。
地元で発信する人の、いちばんの強み
ここが、地元で発信を仕事にしたい方にいちばんお伝えしたいところです。
ノウハウで勝負すると、全国の発信者と同じ土俵に立つことになります。読む人にとっては、誰が書いても同じ情報です。
地元の質問は、その土地に暮らしている人にしか出せません。そして、その土地に暮らしている人だけが答えを持っています。
発信する側が答えを持っているかどうかより、読む側が答えを持っているかどうかで、届き方が決まる。私たちはそう思っています。
地域のメディアの仕事は、情報を出すことだけではなく、読む人が自分の街のことを話せる場所を作ることなのだと、この2本に教わりました。
今日からできること
今週出す投稿のうち1本だけ、最後の一文を「読む人が自分のことを答えられる問い」に変えてみてください。
目安はひとつです。その問いを見て、自分の知り合いのうち3人以上の顔が浮かぶかどうか。「あの人なら答えを持っている」と3人思い浮かべば、答えは読む人の側にあります。
私たちも、まだ2回伸びただけです。次の題材で3回目を試したら、その結果もここに書きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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明日も、地元で発信を続けていくための話を書きます。
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