Claude Opus 5.5で講義動画がほぼ指示1回で完成。私たちがAIに任せている6つの仕事とは?

AIの新しいモデル「Claude Opus 5.5」で講義動画を作ってみたら、ほぼ指示1回で、完成に近い形で出てきました。

正直、驚きました。直しの往復も、目に見えて減りました。

そして同時に、「動画編集という仕事は、だんだんなくなっていくのかもしれない」とも感じました。

私たちは兵庫県宝塚市で、地域情報発信メディアを兄妹で運営しています。妹が顔を出して地元のお店を紹介し、兄が裏側の仕組みを作る。その裏側の多くを、いまはAIに任せています。

今日は、講義動画で何が変わったのかと、私たちが実際にAIに任せている仕事を6つ、書き出してみます。

8月は、同じ講義動画で何度も作り直していた

いま、販売に向けて7本・合わせて約70分の講義動画を作っています。

台本を書き、スライドを作り、自分たちの声で読み上げた音声をつけて、1本の動画に組み立てる。この流れ自体は、8月からAIと一緒に作ってきました。

ただ8月は、なかなか思うようにいきませんでした。特に音声は、何度作り直しても「どれもイマイチ」で、1本を仕上げるまでに何度も往復していました。

それが、新しいモデルに切り替えてからは、ほぼ指示1回で完成に近い形が出てきます。こちらがやるのは、出てきたものを見て、気になるところを少し伝えるくらいです。

作業が速くなった、というより、「直す前提」で待たなくてよくなった。そこがいちばん大きな変化でした。

私たちがAIに任せている6つの仕事

講義動画は、私たちがAIに任せている仕事の1つにすぎません。いま実際に任せているのは、次の6つです。

  1. 1本の原稿を、note・Substack・X・Threadsのそれぞれの言葉に言い換えて予約する(XとThreadsは毎日3本)

  2. 毎朝8時に、その日やることを優先順位つきで書き出す

  3. SNSの数字を自動で集めて、前日の投稿を同じ条件で比べる

  4. 講義動画をつくる(台本、スライド、音声、組み立てまで)

  5. お店のPR投稿のあとに出すレポートのたたき台をつくる

  6. 自分たちのホームページを作り直す

どれも、以前は兄が1人で時間をかけていたか、時間がなくて手をつけられていなかった仕事です。

任せていないのは、誰に、何を、どの言葉で届けるか

反対に、AIに任せていない仕事もはっきりしています。

誰に来てほしいのか。その人に何を届けるのか。どの言葉で伝えるのか。この3つを決めるのは、いまも私たち兄妹です。

AIは、決まったことを形にするのがとても上手です。でも、宝塚のあのお店に、どんなお客さんが、どんな気持ちで来ているのか。その答えは、AIの中ではなく、お店の中にあります。

気になる方は、AIに任せる仕事と自分でやる仕事を分けた話も合わせて読んでみてください。


動画編集の仕事は、なくなっていくのか

講義動画が指示1回で出てきたとき、頭に浮かんだのは、「動画編集」という仕事についてでした。

テロップを入れる、カットをつなぐ、音をそろえる。こうした作業そのものは、これからもっとAIに置き換わっていくと思います。私たちの講義動画で起きたことは、その入口だと感じています。

ただ、なくなるのは「編集の作業」であって、「動画をつくる仕事」ではないとも思っています。

何を撮るのか。誰に見てほしいのか。見た人に、どう動いてほしいのか。これを決めないまま指示を出しても、AIはきれいな動画を返してくれるだけです。お店の雰囲気や、店主さんの人柄が伝わる1本になるかどうかは、その前の段階で決まります。

そしてもう1つ。お店の中で、実際にカメラを回せるのは、お店の人と、その場に行った人だけです。

前回、AIを入れても仕事が減らない理由を書きました。道具が良くなっても、やめる仕事を決めなければ忙しさは変わらない、という話です。今回の講義動画で、道具の側はここまで来たと実感しました。あとは、使う側が何をやめて、何に時間を使うかだと思っています。

今日からできること

お店でAIを使ってみたい方は、次の3つから始めてみてください。

  1. いま自分でやっている作業を、1週間分書き出してみる(その中で「毎回ほぼ同じ手順」のものが、AIに任せやすい仕事です)

  2. 1つだけ選んで、AIに「最後まで」やってもらう(途中の一部だけでなく、完成形まで出してもらうと、どこまでできるかが分かります)

  3. 誰に・何を・どの言葉で、の3つは自分で決めてから指示を出す(ここが決まっていると、出てくるものの直しが減ります)

作業はAIに。決めることは自分たちで。講義動画が指示1回で出てきた日に、私たちはその分け方をもう一度確かめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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人口22万人の宝塚市で、SNS総フォロワー3万人の地域情報発信メディア「タカたび」を運営する兄妹です。兄は元楽天、妹は元地銀。会社員としてビジネスの基本・コミュニケーション・営業を学び、会社を辞めて地元を変えるために本気で活動しています。お店や会社のSNS集客とAI活用を支援し、その実践をこのブログで毎日公開しています。

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