結論、教室のインスタで追いかける数字は、フォロワーの数ではなく、体験の申し込みにつながる数字です。
地元の子ども体操教室さんの支援では、最初にそう決めました。
半年たった今、体験の申し込みを受け付ける公式LINEの登録は、6人から81人になっています。
「インスタは、フォロワーが増えないと意味がないんでしょ」
「教室の先生が、動画まで作るのは無理でしょ」
と感じている方こそ、3分だけお付き合いください。
このnoteでは、SNSとマーケティングで大事にしている考え方を、実際の支援の現場で起きたことから書いています。
あとで見返せるように、よければ先にフォローしておいてください。
私たちは兄妹で、兵庫県宝塚市を拠点に地域情報発信メディア「タカたび」を運営しています。
妹は地元のお店へのSNSコンサルティングと紹介動画の制作を、元楽天の兄はマーケティングや裏側の仕組みづくり・事業設計を主に担当しています。
これまでに、地元の会社やお店40社以上のSNS集客を、個別の支援や勉強会でお手伝いしてきました。
子どもの教室のインスタは、親御さんが安心するための場所です
子どもの習い事を選ぶのは、子ども本人ではなく親御さんです。
親御さんは、体験に申し込む前に、どんな先生がいて、子どもがどんな顔で通っているのかを確かめたいと思っています。
だから私たちは、教室のインスタを「たくさんの人に見てもらう場所」ではなく、「近くに住む親御さんが、ここなら安心と思える場所」だと考えています。
先週は、3か月で卒業した社労士事務所さんの支援をお話ししました。
今日は2社目として、2026年の4月から支援している子ども体操教室さんのお話です。
一緒に決めたことは、4つです。
1つ目、毎月見る数字を、体験用のLINEの登録にした
支援を始めた最初の打ち合わせで決めたのは、毎月どの数字を見るかでした。
フォロワーの数は、毎月の打ち合わせで追いかける数字にしていません。
教室に通えない遠くの方や、教室と関係のないアカウントにフォローされても、体験の申し込みは増えないからです。
その代わりに毎月見ているのは、体験の申し込みを受け付ける公式LINEの登録数と、プロフィールのリンクが押された回数です。
追いかける数字が決まると、投稿で何を伝えるかも決まります。
2つ目、動画の言葉を、親御さんの言葉にそろえた
動画の冒頭には、毎回「宝塚」「ママ」「パパ」のような、見てほしい親御さんに当てはまる言葉を入れています。
自分のことだと思ってもらえないと、最初の数秒で次の動画に流れてしまうからです。
もう1つ決めたのは、1つの期間に伝える変化は1つだけ、ということです。
「体幹が鍛えられて、柔軟性も持久力も」ではなく、「3か月で逆上がりができる」のように書きます。
親御さんが子どもを見て「あ、本当だ」と気づける言葉まで噛み砕き、専門用語は使いません。
3つ目、プロフィールは、予約の方法と場所を最初に置いた
体験に申し込もうと思った親御さんが、最初に知りたいのは、どうやって予約するかと、教室がどこにあるかです。
だから、ハイライトの優先順位は、予約の方法、アクセスを先頭にしました。
コーチの紹介や教室の特徴は、そのあとです。
細かいところでは、ハイライトにあった「イベント広告」という名前を「イベント」に変えました。
「広告」という言葉があるだけで、見るのをやめる方がいるからです。
4つ目、企画の名前は、AIに10案出させて先生が選ぶ
動画の企画には、3つの基準を決めました。
・小さい動きより、大きい動き
・ふだんの生活ではやらない動き
・覚えやすい名前をつける
名前を決めるときは、過去に反応が良かった動画のタイトルをAIに見せて、10案出してもらいます。
そこから「ペンギン歩き」のような名前を選ぶのは、先生です。
子どもたちが実際にどんな動きを楽しんでいるかを知っているのは、毎週教室に立っている先生だからです。
ここは、人間の経験や感覚が活かされる部分です。
撮影と編集は、教室の方が自分たちでやっています
動画の撮影と編集は、私たちではなく、教室の方が自分たちでやっています。
編集についても、今は「だいぶ慣れた」と話してくれています。
9月からは、子どもたちに質問をするインタビュー動画も、教室の方が自分たちで撮って出しています。
私たちは毎月の打ち合わせで、数字を一緒に見て、次に直すところを1つずつお伝えしています。
体験用のLINEは、半年で6人から81人になりました
支援を始めた2026年4月、体験の申し込みを受け付ける公式LINEの登録は6人でした。
10月の打ち合わせでは、81人になっていました。
フォロワーを増やすことより、近くに住む親御さんが体験に申し込みやすい状態をつくることを優先してきた半年です。
動画を出し続けてくれた、教室の方の努力の結果です。
次は、先生が指導に集中できる時間を増やします
10月の打ち合わせで、教室の方から「指導に集中できて、誰がやっても同じ品質でできるなら」という言葉がありました。
次は、動画の台本づくりなど、人の手でやっている作業の一部をAIに任せる形を、少しずつ一緒に作っていきます。
教室の仕事の中心は、子どもたちへの指導です。
インスタにかける時間が減って、その分を指導に使えることが、この支援のいちばんの意味だと思っています。
1社目の社労士事務所さんの支援は、こちらに書いています。
外に頼むことは、ずっと頼み続けることではない、という話です。
5つの支援事例を、数字つきでまとめました
今日の体操教室さんのほかにも、ピラティススタジオ、カフェ、美容院、社労士事務所さんの支援で起きたことがあります。
フォロワー300人前後のまま会員が増えたスタジオや、フォロワーの少ない求人用のアカウントで採用が決まった美容院の話です。
私たちの公式LINEでは、「7つの無料プレゼント」の1つとして、この5つの事例を数字つきでまとめた「お店・教室・会社 5つの支援事例集」を無料で配っています。
自分の会社や教室に近い事例を探してみてください。
今日からできること
次にインスタのインサイトを開いたら、フォロワー数の前に、プロフィールのリンクが押された回数を見てみてください。
その数字が、申し込みや予約にいちばん近い数字です。
毎月同じ日に1回、その数字だけをメモしておく。
これだけで、どの投稿が申し込みにつながったのかが見えてきます。
まとめ
教室のインスタで追いかける数字は、フォロワーの数ではなく、体験の申し込みにつながる数字です。
子ども体操教室さんと一緒に決めたのは、4つでした。
・毎月見る数字を、体験用のLINEの登録にした
・動画の言葉を、親御さんの言葉にそろえた
・プロフィールは、予約の方法と場所を最初に置いた
・企画の名前は、AIに10案出させて先生が選ぶ
撮影と編集は教室の方が自分たちで続けていて、体験用のLINEは半年で6人から81人になりました。
次は、先生が指導に集中できる時間を増やすために、AIに任せられる作業を一緒に作っていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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