「これで全部そろった」と思った瞬間が、いちばん危ないのかもしれません。
先日、店舗さま向けの教材につける特典として、インスタ運用で使えるAIプロンプトを7本用意しました。
プロフィールを書き直すもの。リールの台本を組むもの。キャプションを整えるもの。
ひとつずつ自分で実際に回して、ちゃんと動くことも確かめました。
完成。のはずでした。
最後に、AIへ「抜け」を探させた
念のため、Claude Codeにこう投げてみました。
「お店の人がインスタ運用で1ヶ月にやる作業を、全部書き出してください。そのうち、この7本のプロンプトでカバーできていない作業はどれですか」
返ってきたのは、3つでした。
1つ目は、うまくいっている投稿を「型」に分解する作業。
2つ目は、今日のストーリーズに何を出すかを決める作業。
3つ目は、月末にインサイトを見て、来月どこを変えるかを決める作業。
どれも、お店の方が毎月ふつうにやっていることです。そして7本のどれにも入っていませんでした。
結局、3本足して10本にしました。
人間の検品は「入っているもの」しか見られない
ここが、この日いちばん引っかかったところです。
自分で7本を見返したときは、何度見ても「よくできている」としか思いませんでした。目の前にあるものを、1本ずつ確かめていたからです。
抜けているものは、目に映りません。映らないものは、見落としたことにすら気づけない。
これは私たちの検品が甘いという話ではなくて、「そこにあるものを見る」という作業の構造そのものなんだと思います。
なので最近は、書かせるのと同じくらい、全体を並べさせて、埋まっていない場所を指してもらう使い方をしています。これがけっこう便利です。
とくにお店をやっている方は、日々の営業で手一杯だと思います。「なにか抜けてることないかな」と立ち止まって、自分の仕事を全部並べて見直す時間は、なかなか取れません。
その一回分を、代わりにやってもらう。
忙しい方ほど、ここが効いてくる使い方だと思っています。
今日から使える形にすると
お店の方がそのまま使える形に直すと、こうなります。
「私は◯◯(業種)を経営しています。お店の集客を目的にしたインスタ運用で一般的に1ヶ月にやるべきと言われている作業を、全部書き出してください。そのうち、私が今やっていない作業はどれですか」
※Claude codeなどノウハウやスキル蓄積型のAIじゃないともちろん出てきません。チャッピーやGeminiなどの新規チャットを使う場合は、今やっている作業を全てAIに教える必要があります。
やることを増やすためのプロンプトではありません。
自分が何をやっていないのかを、一度だけ全部見るためのものです。
見たうえで「これはやらない」と決められれば、それはもう抜けではなく、選択になります。
(返ってきた一覧が、そのままあなたのお店の正解というわけではないです。並べてもらったものを見ながら、自分のお店に要るものを選ぶところまでが作業だと思っています)
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明日は、地方のお店がインスタで最初に直すところの話を書く予定です。
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